圧倒的な存在感と世界観を持つ彼の作品から伝わってくるのは、
静けさの中にある柔らかさとほんのりとした温度。
作品の前に立つと、時間が止まった中で自分だけが呼吸を
しているかのような緊張感を覚えます。
それは時間軸を表現する撮影手法によるものだけではなく、
その1枚を撮るために費やされた膨大な時間と労力が
作品の中に魂として宿っているからなのでしょう。
世界を舞台に活躍する写真家が表現する「幽玄」は、
見る人の心の奥底にある何かを揺り動かす力を持っています。
Photo : hamazaki hitomi
vertical form 2011
after the storm 2019
noriforms 003 2014
liu shui[ 流水 ]002 2014
noriforms 01 2012
notation #03 tidal flats 2011
notation #05 lunar light 2012
notation #09 tidal flats 2017(Diptych)
Rhythum 03 2011
[写真家] 中村裕紀 https://www.hironorinakamura.net/ |
受賞歴 IPA - インターナショナル写真賞 2012 - パノラマ部門1位 PX3 - パリ写真賞 2016 - 自然・水景部門1位 PX3 - パリ写真賞 2016 ピープルズ・チョイス - ファインアート・抽象部門1位 TIFA - 東京インターナショナル写真賞 2016 - ファインアート部門総合1位 TIFA - 東京インターナショナル写真賞 2016 - ファインアート・抽象部門金賞 PX3 - パリ写真賞 2017 - 自然部門総合1位 PX3 - パリ写真賞 2017 - ファインアート・抽象部門金賞 PX3 - パリ写真賞 2017 - 自然・風景部門金賞 TIFA - 東京インターナショナル写真賞 2017 - ファインアート・風景部門銀賞 MonoVision Awards - モノビジョン賞 2017 - 風景・シリーズ部門2位 MonoVision Awards - モノビジョン賞 2018 - 抽象・シリーズ総合1位 FAPA - 第4回ファインアート写真賞 2018 - パノラマ部門2位 |
---|
宇都宮を拠点として活動する写真家 中村裕紀は彼の建築的背景に基づく建築的思考とミニマリズムの源流にも通じる美意識・日本古来の伝統的美学の両面から風景におけるsimplicity(シンプリシティ)の本質的な特徴の探求をコンセプトとして創作活動を行っている。中村の作品は世界規模の国際コンペテションにおいて、2012年にIPA - インターナショ ナルフォトグラフィーアワード(米国)でのパノラマ部門1位受賞を初め、日本のベイエリアの環境に焦点をあてた水景プロジェクト (th)IS / (th)ATから選出された5つのシリーズ作品「NORIFORMS」はPX3- Prix de la Photographie Paris 2016(仏国)で水景部門1位受賞、PX3 -ピープルズ・チョイス ファインアート/抽象部門1位受賞、 TIFA - 東京インターナショ ナルフォトアワード(日本)でファインアート部門総合1位受賞、MonoVision Awards 2017 - モノビジョンアワーズ(英国)風景部門2位受賞、FAPA 2018 - ファインアートフォトグラフィアワード (英国)パノラマ部門2位受賞、またアスファルトと白線の優美なるコントラストと白線のシーケンシャルパターンによってもたらされる視覚的リズムに焦点をあてた進行中のプロジェクト「.Rhythm」もPX3- Prix de la Photographie Paris 2017(仏国)風景部門総合1位受賞、ファインアート/抽象部門金賞受賞、MonoVision Awards 2018 - モノビジョンアワーズ (英国)抽象部門シリーズ・オブ・ザ・イヤー受賞等、主要な国際写真賞に多数受賞し高い評価を受けている。