例えば金網に絡ませる、スポイトで垂らしてプレスする。
日常生活に溢れる「紙」の原料がアーティスト半澤友美の手によって姿を変え彼女の表現手段となったとき。
その佇まいはおごそかな存在感を持ち能動的とも言えるほど
見る人に何かを問いかけてきます。
Photo : hamazaki hitomi
備忘録
note to self
―
2020
木材パルプ、楮、顔料、漆喰
Wood pulp, mulberry, pigment, plaster
315×315×420㎜
Note 半澤友美
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2020
MARUEIDO JAPAN / 東京
Note HANZAWA Tomomi
2020
MARUEIDO JAPAN, Tokyo
Photo : KATO Ken
Note
―
2020
木材パルプ、楮、顔料、漆喰
Wood pulp, mulberry, pigment, plaster
h1,860×w1,860×d60㎜
Photo : TAMAI Mikiro
The Histories of the Self
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2020
木材パルプ、染料、柿渋、亜麻仁油
Wood pulp, dye, persimmon tannin, linseed oil
h985×w785×d60㎜
Photo : TAMAI Mikiro
ポーラミュージアムアネックス展 2020 -
真正と発気 - 展示風景
Installation view,
Pola Museum Annex Exhibition 2020
"Authenticity and Aura" , Pola Museum Annex
[アーティスト] 半澤友美 https://www.hanzawatomomi.com/ |
主な個展 2020 Note MARUEIDO JAPAN/ 東京 2019 半澤友美 The Histories of the Self ポーラ美術館 アトリウムギャラリー / 神奈川 2017 See JINEN GALLERY/東京 2016 grey integument ガルリアグラフィカbis/東京 主なグループ展 2020 ポーラ ミュージアム アネックス展2020-真正と発気- ポーラ ミュージアム アネックス/東京 2020 AiPHT PLUS パークホテル東京/東京 2018 新進芸術家選抜 FAUSS アーツ千代田3331 メインギャラリー/東京 2017 テキスタイルアート・ミニアチュール 東京、韓国、福岡 2017 Beyond the Generations H-art Beat Gallery/ 東京 2017 アーティスト・イン・レジデンス「南総谷藝術特区」成果発表会 旅館黄金館/千葉 |
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1988年生まれ。2010年女子美術大学立体アート学科卒業。東京都在住。
平成30年度ポーラ美術振興財団在外研修員としてアメリカ、メキシコ、カナダにて研修。手漉き紙や紙の原料である植物繊維を利用した、彫刻やインスタレーションを制作する。繊維を絡ませ成形する紙の特性や、土地によって異なる紙の成り立ちなどから、自己や周囲の成り立ちについて考える。